面倒くさがりがスキンケアを10年続けて、残ったものとやめたもの

残すスキンケアと手放す美容液を箱に分ける男性 乾燥・保湿

スキンケアの記事を書いていると、ときどき聞かれそうなことがあります。

「で、あなたは実際、何をやってるの?」

もっともな質問です。このブログでは、日焼け止め、化粧水、レチノールなど、いろいろな話を書いてきました。でも、それを全部やっているわけではありません。面倒くさがりなので、むしろやめたものの方が多いくらいです。

私がスキンケアを始めたのは、だいたい10年前です。この記事では、その10年で続いたものとやめたもの、そして続いたものに共通していたことを、正直に書きます。

先に言っておくと、「これを使ったら肌が劇的に変わりました」という話は出てきません。出てくるのは、面倒くさがりが10年かけて残した、手間の少ない組み合わせです。

結論を先に

  • スキンケアを始めたのは約10年前
  • 今も続いているのは、レチノール、ナイアシンアミド配合の化粧水、ビタミンC誘導体配合の化粧水など
  • やめたのは、流行りの栄養成分が入った美容液。理由は「効果が感じられない」「塗るものが増えて面倒」「お金がかかる」
  • 続いたものの共通点は、手間が増えないことと成分や口コミに納得できること
  • 今かかっているお金は、月5,000円くらい

今やっていること

まず、今のケアを全部書きます。思ったより少ないはずです。

タイミングやっていること
朝水で洗うだけ → ビタミンC誘導体配合の化粧水 → 日焼け止め
夜アミノ酸系の洗顔料で洗う → ナイアシンアミド配合の化粧水 → レチノール

これに、UVカット入りのリップクリームを使っています。乳液は使っていません。美容液もありません。テカりやすい肌ですが、朝は洗顔料を使わず、水で洗うだけです。

使っている商品は、次のとおりです。

  • 夜の化粧水:HAL SKIN スキンローション(ナイアシンアミド配合)
  • 朝の化粧水:ドクターシーラボ VC100 エッセンスローションEX(ビタミンC誘導体配合)
  • レチノール:トゥヴェール レチノショット0.1(0.1%)
  • 洗顔料:HAL SKIN スキンウォッシュ(アミノ酸系、夜だけ)
  • リップ:アンレーベル ラボ V モイスト UVリップクリーム

並べてみると、朝3ステップ、夜3ステップです。10年かけて、この形に落ち着きました。

やめたもの:流行りの栄養成分が入った美容液

10年の間に、やめたものもあります。いちばんはっきりしているのが、流行りの栄養成分が入った美容液です。

流行っていた栄養成分が入った美容液を、使っていたことがあります。でも、続きませんでした。理由は3つです。

1. 効果が感じられなかった

これがいちばん大きいです。使ってみても、肌が変わったという実感はありませんでした。

ただ、ここは公平に書いておきます。スキンケアの成分の多くは、すぐに変化が見えるものではないとされています。私が実感できなかったからといって、その成分に意味がないとは言えません。言えるのは、私には続ける理由が見つからなかった、ということだけです。

2. 化粧水以外に何個も塗るのが面倒だった

美容液を足すと、手順が1つ増えます。化粧水を塗って、美容液を塗って、なじむのを待って、次を塗る。化粧水以外にいくつも塗るのは、面倒でした。

面倒くさがりにとって、手順が1つ増えるというのは、思っている以上に重いことです。

3. お金がかかった

美容液は、化粧水より値段が高いものが多いです。お金がかかることも、やめた理由のひとつでした。

続いたもの:レチノールと、2本の化粧水

一方で、続いているものもあります。

レチノール

レチノールは、最初に1%の製品から始めてヒリヒリし、0.1%の製品に切り替えてからは毎日使えています。今の製品は5本目です。

続いている理由は、レチノールという成分が研究されてきたことへの信頼と、使っている商品の口コミの良さです。正直に書くと、「肌が目に見えて変わったから」ではありません。詳しくは、レチノールの始め方:1%でヒリついて、0.1%に落ち着いた話 に書いています。

ナイアシンアミド配合の化粧水と、ビタミンC誘導体配合の化粧水

夜はナイアシンアミド配合の化粧水、朝はビタミンC誘導体配合の化粧水を使っています。この2本が続いている理由は、3つあります。

  • 化粧水なので、手間が増えない
  • 成分への信頼と、口コミの良さ
  • 使い心地がいい

ここが、やめた美容液との大きな違いです。

化粧水は、もともと塗っていたものです。それをナイアシンアミドやビタミンC誘導体が入ったものに置き換えただけなので、手順は1つも増えていません。美容液のように「何かを足す」のではなく、「今あるものを入れ替える」。面倒くさがりには、この違いがとても大きかったです。

ナイアシンアミドについては、ナイアシンアミドとは?医薬部外品と化粧品で何が違うのか で詳しく書いています。

続いたものと、やめたものの違い

10年分を並べてみると、続いたものとやめたものには、はっきりした違いがありました。

続いたものやめたもの
手間増えない(化粧水を入れ替えただけ)増える(塗るものが1つ増える)
納得感成分への信頼、口コミの良さ効果を実感できず、続ける理由がなくなった
使い心地いい—
お金月5,000円くらいに収まっている上乗せになる

日焼け止めも、似たところがあります。私は一度、白浮きと置き忘れで数日でやめています。その後、クリームから乳液タイプに変え、化粧水の隣に置くようにしたら、毎日続くようになりました(日焼け止めが続かない?数日でやめた私が毎日塗れるようになった理由 に書いています)。これも、手順の流れの中に組み込んだから続いた、と言えると思います。

これから始める人に伝えたいこと

10年やってみて、面倒くさがりの人に伝えたいのは、次のようなことです。

「足す」より「入れ替える」

新しい成分を試したいなら、まずは今使っている化粧水を、その成分が入ったものに置き換えられないかを考えてみてください。手順が増えなければ、続く可能性はぐっと上がります。

「話題だから」で買わない

流行りの成分は、たしかに魅力的です。でも、それだけで買ったものは、私の場合は続きませんでした。成分がどれくらい研究されているか、医薬部外品かどうか、口コミはどうか。そのあたりを見てから選ぶ方が、納得して続けられます。

月にいくらまでなら払えるか、先に決める

私は今、月5,000円くらいに収まっています。上限を決めておくと、「とりあえず買ってみる」を減らせます。

面倒くさがりな男性なら、最低限これだけ

【最低限】

  • 洗顔後に化粧水、朝は日焼け止め。まずはこの2つを、毎日の流れに組み込む
  • 日焼け止めは、化粧水の隣に置く

【もう少しやるなら】

  • 化粧水を、気になる成分(ナイアシンアミドやビタミンC誘導体など)が入ったものに入れ替える
  • UVカット入りのリップクリームも使う

【さらにやるなら】

  • 夜にレチノールを足す。始めるなら低濃度から
  • 何かを足すときは、何かを減らせないかも一緒に考える

まとめ

  • スキンケアを始めたのは約10年前。今は朝3ステップ、夜3ステップ
  • やめたのは、流行りの栄養成分入りの美容液。効果を感じられず、手間とお金が増えたから
  • 続いているのは、レチノール、ナイアシンアミド配合の化粧水、ビタミンC誘導体配合の化粧水
  • 続いたものの共通点は、手間が増えないことと成分や口コミへの納得感
  • 月にかかっているのは5,000円くらい

10年続けて分かったのは、スキンケアは「何を使うか」と同じくらい、「続けられる形になっているか」が大事だということです。面倒くさがりのみなさんは、足し算より入れ替えから始めてみてください。

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参考資料


本記事は筆者個人の使用経験の記録であり、特定の商品や成分の効果を保証・断定するものではありません。使用感や肌の反応には個人差があります。肌に異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科などの専門機関にご相談ください。

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