日焼け止めの落とし方|洗顔料だけで落ちる?夜の手間を減らす方法

紫外線対策

日焼け止めの話になると、朝のことばかり語られます。量、塗り直し、選び方。

でも、見落とされている工程があります。夜、落とすことです。

朝に塗ったものは、夜に落とす必要があります。ここで「専用のクレンジングが必要です」と言われた瞬間、面倒くさがりの男性の心は折れます。洗顔料だけでもギリギリなのに、工程がもう一つ増えるわけですから。

結論から言うと、洗顔料だけで落ちる日焼け止めもあります。 この記事では、どれがそうなのか、どうやって見分けるのかを整理します。

結論を先に

  • 日焼け止めは、毎晩落とすのが基本
  • 落とし方は製品によって違う。パッケージに書いてある
  • 「洗顔料で落とせる」「石けんで落とせる」と書かれたものなら、いつもの洗顔だけで済む
  • ウォータープルーフなど落ちにくさを売りにした製品は、専用のクレンジングが必要なことが多い
  • 面倒を減らしたいなら、買う時点で「洗顔料で落とせる」ものを選ぶのが一番確実

なぜ落とす必要があるのか

環境省の「紫外線環境保健マニュアル2020」には、日焼け止めの落とし方についても書かれています。

毎晩、一日の汚れを落とすように、日焼け止めも落としましょう。

日焼け止めは、肌の上に膜を作ることで紫外線を防ぎます。その膜は、夜には役目を終えています。塗ったまま寝る理由は特にありません。

落とさずに寝るとすぐに何かが起きる、と断定できるものではありませんが、皮脂やほこりと混ざった状態を翌朝まで残しておく意味もありません。歯を磨くのと同じくらいの、一日の区切りと考えておけば十分です。

何で落とせばいいのか

環境省の資料によると、落とし方はおおむね次のように整理できます。

  • 耐水性の高い日焼け止めなど一部の製品は、説明に「専用のクレンジングで落としてください」と書かれていることがある
  • 多くは、メイク落とし(クレンジングオイルなど)を使って、溶かし出すようにやさしく洗う

つまり、「日焼け止め=必ずクレンジングが必要」というわけではありませんが、クレンジングを前提に作られている製品が多いのも事実です。

そして最近は、「洗顔料で落とせる」「石けんで落とせる」とパッケージに書かれた製品も多く出ています。こうした製品なら、普段の洗顔だけで落とせるように作られています。

パッケージのどこを見ればいいか

見るべき表示は、主に次の3つです。

表示意味夜の手間
「洗顔料で落とせる」「石けんで落とせる」「お湯で落とせる」いつもの洗顔でOK少ない
表示なし製品による。説明書きを確認確認が必要
「ウォータープルーフ」「汗・水に強い」「専用クレンジングで落としてください」クレンジングが必要なことが多い多い

ここで、ちょっとした矛盾に気づいた人もいるかもしれません。

落ちにくい日焼け止めほど、落とすのも大変です。 当たり前ですが、汗や水で落ちないように作られているものは、洗顔料でも落ちにくくなります。

どちらを優先するかは、使う場面で決めるのが合理的です。

  • 普段の通勤・買い物 → 洗顔料で落とせるタイプ
  • 海・屋外のスポーツ・長時間の汗 → ウォータープルーフタイプ(その日だけはクレンジングを使う)

1本で全部をまかなおうとしない方が、結果的に楽です。

洗顔のときのコツ

洗顔料で落とせるタイプでも、洗い方で落ち方は変わります。

  • ぬるま湯で顔を濡らしてから洗顔料を使う
  • 洗顔料はよく泡立てて、泡で包むように洗う
  • 日焼け止めを塗った場所(鼻、フェイスライン、耳の周り、首)を意識する
  • ゴシゴシこすらない。落としたい気持ちが強くなると、力が入りやすい場面です

特に耳と首は、塗ったことを忘れて洗い忘れやすい場所です。朝、塗ったところは、夜も洗う。これだけ覚えておけば十分です。

クレンジングが必要な場合

ウォータープルーフの日焼け止めを使った日など、クレンジングが必要な場合の流れはこうです。

  1. 乾いた手と顔でクレンジングを使う(製品によっては濡れた手でも使える)
  2. 顔になじませて、日焼け止めを浮かせる
  3. ぬるま湯で流す
  4. 必要に応じて、いつもの洗顔料で洗う

クレンジングの後に洗顔料で洗う「ダブル洗顔」が必要かどうかも、製品によって違います。「ダブル洗顔不要」と書かれたクレンジングなら、1回で済みます。

体に塗った日焼け止めは?

腕や首に塗った分は、シャワーのときにボディソープで洗えば、たいていは十分です。ウォータープルーフのものを体に塗った場合は、製品の説明を確認してください。

面倒くさがりな男性なら、最低限これだけ

【最低限】

  • 次に買うときは「洗顔料で落とせる」と書かれたものを選ぶ:夜の工程が増えません
  • 夜の洗顔で、耳と首まで洗う

【もう少しやるなら】

  • 普段用(洗顔料で落とせる)と、屋外用(ウォータープルーフ)の2本に分ける
  • 屋外用を使った日だけクレンジングを使う

【さらにやるなら】

  • 「ダブル洗顔不要」のクレンジングを1本用意しておく

まとめ

  • 日焼け止めは毎晩落とすのが基本(環境省の資料にも記載)
  • 落とし方は製品ごとに違い、パッケージに書いてある
  • 「洗顔料で落とせる」タイプなら、いつもの洗顔で済む
  • 落ちにくい製品ほど、落とすのも大変。普段用と屋外用で分けるのが合理的
  • 洗うときは、耳と首を忘れない

朝の手間ばかり考えがちですが、続くかどうかは夜の手間でも決まります。買う前に、裏面の一行を見てください。

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参考資料


本記事は一般的な情報の紹介を目的としており、特定の商品の効果を保証・断定するものではありません。落とし方は製品によって異なるため、必ず各製品の説明をご確認ください。肌に異常を感じた場合は、皮膚科などの専門機関にご相談ください。

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