男の唇がカサカサする?リップクリームと紫外線

乾燥・保湿

顔のスキンケアは気にするようになった。日焼け止めも塗っている。

でも、唇は何もしていない。

そういう男性は多いと思います。リップクリームは女性のもの、あるいは冬に唇が切れたときだけ使うもの。そんなイメージがあるかもしれません。

ただ、ガサガサにひび割れた唇や、皮がめくれた唇は、近くで話す相手にはけっこう目に入ります。そして唇は、乾燥と紫外線の両方を受けやすい場所でもあります。

結論を先に

  • 唇は、顔のほかの部分より乾燥しやすいとされている
  • そして、日焼け止めを塗り忘れやすい場所でもある
  • 対策は、リップクリームを習慣にすること。昼はSPF付きを選ぶと、乾燥と紫外線の対策が1本で済む
  • やってはいけないのは、なめる・皮をむくの2つ

なぜ唇は乾燥しやすいのか

唇は、顔のほかの部分とつくりが違います。

一般的に、唇は皮膚の外側の層が薄く、皮脂を出す腺がほとんどないとされています。顔はテカるほど皮脂が出るのに、唇はカサカサになる。それは、そもそも唇には自分でうるおいを守る仕組みが少ないから、ということです。

テカリ肌の男性でも唇だけは乾く、というのは、理屈どおりの話です。

唇も日焼けする

唇は顔のいちばん前に出ている部分の一つで、日光を受けやすい場所です。

それなのに、日焼け止めを塗るとき、唇はほぼ確実に避けられます。顔用の日焼け止めを唇に塗る人は、まずいません。口に入るのも嫌ですし、塗る場所だと思っていないからです。

つまり唇は、一日中、無防備に紫外線を浴びていることになります。

そこで便利なのが、SPF・PA表示のあるリップクリームです。SPFとPAの意味は顔用の日焼け止めと同じで、唇用の紫外線対策として作られています。

私が使っているもの

参考までに書いておくと、私はSPF付きのリップクリームを使っています。

アンレーベル ラボの「V モイスト UVリップクリーム」という製品で、SPF24・PA++、色のつかないクリアタイプです。

色のつかないタイプなら、男性が使っても見た目は何も変わりません。リップクリームに抵抗がある人でも、使っていることを周りに気づかれることはまずないと思います。

やってはいけないこと

1. なめる

唇が乾くと、無意識になめてしまいます。一瞬しっとりした気がしますが、唾液が蒸発するときに、唇のうるおいも一緒に持っていきやすいとされています。なめるほど乾くという悪循環です。

乾いたなと思ったら、なめる代わりにリップクリームを塗る。これだけで変わります。

2. 皮をむく

めくれた皮が気になって、つい指や歯でむいてしまう。これもやりがちです。

まだはがれる準備ができていない皮を無理にむくと、唇を傷つけて、出血したり、しみたりする原因になります。気になっても、むかずにリップクリームで保湿して、自然にはがれるのを待つ方が早く落ち着きます。

リップクリームの使い方

いつ塗るか

  • 朝:日焼け止めを塗るタイミングで、一緒に塗る。昼はSPF付きを
  • 食事のあと:食べたり飲んだりすると落ちるので、塗り直す
  • 寝る前:少し多めに塗っておく

「日焼け止めのあとにリップ」と、朝のルーティンにくっつけてしまうのが一番続きます。日焼け止めを化粧水の隣に置いたのと同じで、リップクリームも日焼け止めの隣に置いておけば忘れません。

どう塗るか

  • 唇の縦じわに沿うように、縦方向に塗ると、すき間まで行き渡りやすいと言われています
  • 何度も強く往復させない(摩擦になる)
  • 乾燥がひどいときは、多めに塗ってしばらくそのままにする

塗り直し

SPF付きのリップも、顔の日焼け止めと同じで、食事や飲み物、手で触れることで落ちます。食後に塗り直すと覚えておけば、自然に塗り直しの回数が確保できます。顔の日焼け止めの塗り直しよりも、ずっとハードルが低いはずです。

選び方

目的選び方
昼の乾燥と紫外線をまとめてSPF・PA表示のあるもの
見た目を変えたくない色のつかないクリアタイプ
匂いが苦手無香料
夜にしっかり保湿SPFなしの、こってりしたタイプでもいい

数百円から買えるものも多いので、最初の1本で悩みすぎる必要はありません。

こんなときは皮膚科へ

リップクリームを塗っても、ひび割れや赤み、腫れ、かゆみが続く場合は、単なる乾燥ではない可能性もあります。また、リップクリームそのものが合わずに荒れることもあります。続くようなら、使うのをやめて皮膚科に相談してください。

面倒くさがりな男性なら、最低限これだけ

【最低限】

  • 唇をなめない、皮をむかない:やめるだけで、お金はかかりません
  • リップクリームを1本買って、日焼け止めの隣に置く

【もう少しやるなら】

  • 昼用はSPF付きにする
  • 食後に塗り直す

【さらにやるなら】

  • 夜は多めに塗って寝る
  • 昼用(SPF付き)と夜用(保湿重視)を分ける

まとめ

  • 唇は皮膚が薄く、皮脂の腺がほとんどないとされ、乾燥しやすい
  • 唇は日焼け止めを塗り忘れやすい場所で、紫外線も受けている
  • SPF付きのリップクリームなら、乾燥と紫外線を1本で対策できる
  • なめる・皮をむくは逆効果
  • 朝の日焼け止めの隣に置いて、ルーティンにくっつける

顔だけ整えて唇がガサガサ、というのはもったいない話です。数百円で、いちばん手軽に差がつく場所かもしれません。

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参考資料


本記事は筆者の使用製品の紹介を含みますが、特定の商品の効果を保証・断定するものではありません。使用感には個人差があります。唇の荒れや腫れ、かゆみなどが続く場合は使用を中止し、皮膚科などの専門機関にご相談ください。

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