風呂上がりの保湿は何分以内?面倒くさがりの最短ルート

乾燥・保湿

風呂から上がる。体を拭く。パンツをはく。スマホを見る。髪を乾かす。冷蔵庫を開ける。もう一回スマホを見る。

で、化粧水は?

気づいたら30分たっていた。あるいは、そのまま寝ていた。そんな夜、ありませんか。

風呂上がりの保湿は「すぐに」とよく言われます。でも「すぐ」とは何分なのか。そして、面倒くさがりの男性がそれを毎晩守るにはどうすればいいのか。この記事では、そこを整理します。

結論を先に

  • 風呂上がりの肌は、水分を含んでいるが、そのまま放っておくと乾燥しやすい
  • 皮膚科医の解説では、遅くとも10分以内に保湿することが勧められている
  • 10分を守るコツは、化粧水を脱衣所に置くこと
  • 顔だけでなく、すね・腕・背中も冬は乾きやすい
  • そもそも、熱いお湯に長く入ると乾燥しやすくなる

風呂上がりの肌に、何が起きているか

風呂上がりの肌は、しっとりして見えます。お湯で温まって、水分をたっぷり含んでいる状態です。

ところが、この水分は長くはとどまってくれません。肌の表面についた水分が蒸発するとき、肌の中のうるおいも一緒に連れていきやすいとされています。

皮膚科医の解説でも、入浴後は肌に水分を含んでいるが、そのまま放置すると乾燥しやすい状態なので、遅くとも10分以内に保湿をとされています。

つまり、風呂上がりのしっとり感は、期間限定の貯金のようなものです。すぐにフタをすれば残りますが、放っておくと、入る前より減っていることもある。せっかくの貯金を、毎晩自分で捨てているとしたら、少しもったいない話です。

「10分」をどう守るか

10分。風呂上がりの男性にとっては、体を拭いて、髪をざっと乾かして、スマホの通知を確認したら終わる時間です。

ここで、精神論はやめましょう。「意識して早く塗る」は、たぶん3日で忘れます。私が日焼け止めを数日でやめたときと同じです。

続けるコツは、意識ではなく、置き場所です。

化粧水を脱衣所に置く

洗面所の鏡の前に化粧水を置いている人は多いと思います。でも、風呂上がりにまず立つのは、脱衣所です。

化粧水を、バスタオルの隣に置いてください。体を拭いたら、そのまま顔に塗る。パンツをはく前に、もう終わっている。これなら10分どころか、1分以内です。

日焼け止めを化粧水の隣に置いたら毎日塗れるようになった、という話を別の記事で書きました。あれと同じで、動線の上に置くと、人は忘れないものです。

手間が少ないものを選ぶ

風呂上がりの濡れた手で、化粧水をコットンに……というのは、面倒くさがりには向いていません。

  • ミストタイプ:顔に吹きかけるだけ
  • ポンプ式:片手で出せる
  • オールインワン:1本で済む

手順が少ないほど、10分以内は守りやすくなります。

顔だけじゃない:冬は体も乾く

冬になると、すねや腕がかゆくなる。背中がムズムズする。そんな人もいると思います。

体の乾燥も、顔と同じ理屈です。特に乾きやすいのは、

  • すね(皮脂が少なく、冬に粉を吹きやすい場所の代表)
  • 腕の外側
  • 背中
  • かかと・ひじ・ひざ

顔用の化粧水を全身に塗るのはさすがにもったいないので、体にはボディ用の保湿剤を使うのが現実的です。風呂上がり、顔のついでにすねだけでも塗っておく。それだけでも冬のかゆみが変わることがあります。

背中は手が届きにくいので、無理に塗らなくても構いません。かゆみがひどい場合は、スプレータイプを使うという手もあります。

そもそも、お風呂の入り方で乾燥は変わる

保湿の前に、乾燥させない入り方も大事です。

やりがちなこと見直し方
熱いお湯に長く浸かる少しぬるめにして、長湯しすぎない
体をナイロンタオルでゴシゴシ泡でなでるように洗う
全身を毎日しっかり石けんで洗う汗をかきにくい冬は、すねや腕は泡を流すだけでもいい場合がある
熱いシャワーを顔に直撃顔はぬるま湯で、手で洗う

寒い冬は、熱いお湯に肩までゆっくり浸かりたくなります。その気持ちはよく分かりますし、それ自体が悪いわけではありません。ただ、熱いお湯と長湯は、肌のうるおいを流しやすくします。入るなら、上がったあとの保湿をいつもより早く、しっかり。これでバランスを取りましょう。

拭き方も少しだけ

風呂上がり、バスタオルで顔をゴシゴシ拭いていませんか。

タオルでこするのも、肌には小さな刺激です。顔はタオルを押し当てるようにして水分を吸わせるだけで十分です。体も、こすらず押さえるように拭くと、肌への負担が減ります。

面倒くさがりな男性なら、最低限これだけ

【最低限】

  • 化粧水を脱衣所のバスタオルの隣に置く:体を拭いたら、そのまま顔に塗る
  • 顔はタオルで押さえるように拭く

【もう少しやるなら】

  • すねにだけ、ボディ用の保湿剤を塗る
  • 熱いお湯と長湯を、少しだけ控える

【さらにやるなら】

  • ミストやポンプ式など、手間の少ない保湿に替える
  • 背中のかゆみがあるなら、スプレータイプを試す

まとめ

  • 風呂上がりの肌は、放っておくと乾燥しやすい
  • 保湿は遅くとも10分以内が目安
  • 守るコツは意識ではなく置き場所。脱衣所に化粧水を置く
  • 冬はすね・腕・背中も乾く。顔のついでにすねだけでも
  • 熱いお湯と長湯、ゴシゴシ洗いも乾燥のもと

保湿のタイミングは、化粧水の値段よりも効くことがあります。今夜のお風呂の前に、化粧水を1本、脱衣所に移動させておいてください。それだけで、明日からの10分ルールはほぼ達成です。

次に読む記事

参考資料


本記事は一般的な情報の紹介を目的としており、特定の商品や方法の効果を保証・断定するものではありません。かゆみや赤みなどが続く場合は、皮膚科などの専門機関にご相談ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました