眉間のシワは表情のクセ?険しく見える男の眉間の対策

眉間のシワは表情のクセ?険しく見える男の眉間の対策 シワ対策

会議中、資料を読んでいただけなのに、隣の人に言われた。

「なんか怒ってます?」

怒っていない。むしろ普通に集中していただけ。でも、そのとき自分の眉間には、たぶんくっきりと縦の線が入っていたのだと思います。

眉間のシワは、年齢以上に「印象」を変えるシワです。目尻のシワは笑顔の名残として「やさしそう」に見えることもありますが、眉間のシワは不機嫌そう、怖そう、疲れていそうに見えやすい。しかも、本人は鏡を見たときくらいしか気づきません。

この記事では、眉間のシワができる原因と、面倒くさがりでもできる対策、医療でできることをまとめます。

結論を先に

  • 眉間のシワは、眉を寄せる筋肉(皺眉筋)の動きでできる表情じわが始まり
  • そこに紫外線・乾燥・年齢による肌のハリの低下が重なると、表情を戻しても線が残るようになる
  • 資生堂の研究では、笑顔をつくる筋肉を動かすと、眉間の筋肉の過度な緊張が抑えられることが報告されている
  • セルフケアは、眉間に力を入れる場面を減らす、日焼け止めと保湿
  • 深く刻まれたシワは、医療(ボツリヌス注射など)の領域。国内では眉間の表情じわに承認された薬もある

眉間のシワは「表情じわ」から始まる

眉間には、眉を内側に寄せる皺眉筋(すうびきん)という筋肉があります。考えごとをするとき、まぶしいとき、イライラしたとき、細かい文字を読むとき。この筋肉が縮むと、眉と眉の間の皮膚が折りたたまれて、縦のシワができます。

若いうちは、表情を戻せばシワも消えます。これが表情じわです。

ところが、美容クリニックの医師の解説では、最初は乾燥や紫外線ダメージによるキメの乱れから浅く短いシワが出てきて、そこに表情のクセなどが加わり、年齢とともに肌の弾力が落ちることで、少しずつ深く長いシワが刻まれていくとされています。

紙を同じところで何度も折ると、広げても折り目が残る。眉間のシワは、まさにそれです(シワ全体の原因は 男のシワが増える原因は?紫外線・乾燥・表情・年齢の4つで整理 にまとめています)。

男性が眉間にシワを寄せやすい場面

普段の生活を振り返ってみると、眉間に力が入る場面は意外と多いものです。

場面なぜ寄るか
パソコン・スマホの画面を見る集中する、小さい文字を読む
まぶしい日差しの中目を細める
考えごと・悩みごと無意識に力が入る
イライラ・ストレスしかめっ面になる
見えにくいものを見る目を凝らす

特に、画面を見ているときと、まぶしいときは、本人が気づかないうちに眉間に力が入っていることが多いと思います。

「笑顔」で眉間の緊張が抑えられる?

ここで、ちょっと面白い研究があります。

資生堂の研究所は2026年6月に、笑顔をつくることで眉間のシワが抑えられる仕組みを明らかにしたと発表しました。報道によると、研究の内容は次のようなものです。

  • 眉間にシワを寄せる皺眉筋は、過度に緊張しやすいことが分かった
  • 笑顔をつくる筋肉を動かすと、眉間の筋肉の過度な緊張が抑えられた
  • 眉間にシワを寄せる動作を繰り返すと、筋肉がリラックスしにくくなり、活動が蓄積されていく
  • 作り笑いでも、笑顔の筋肉を動かせば眉間の筋肉の活動は抑えられる

研究者は「普段から笑顔を心掛けることが大切」と述べているそうです。ただし、笑顔による効果は一時的なもので、すでに定着したシワにも効果があるかどうかは、これから検証が必要とされています。

それでも、「眉間に力が入っているな」と気づいたら、口角を少し上げてみる。お金もかからず、手間もほぼゼロ。面倒くさがりにはありがたい話です。

面倒くさがりでもできる対策

1. 眉間に力を入れる場面を減らす

  • 画面の文字を大きくする:スマホやパソコンの文字サイズを1段階上げるだけで、目を凝らす回数が減る
  • 画面を見やすい位置に:近すぎ・暗すぎを避ける
  • サングラス・帽子:まぶしくて目を細める回数を減らす
  • 見えにくさを放置しない:メガネやコンタクトが合っていないと、目を凝らしがち。最近見えにくいなら、眼科やメガネ店で見てもらう
  • 気づいたら口角を上げる:上の研究の話です

2. 紫外線対策

眉間のシワを深くするのは、表情だけではありません。皮膚科医の解説では、シワやたるみの最大の原因は光老化(紫外線)とされています。紫外線のダメージで肌のハリが失われると、折りジワが戻りにくくなります。

日焼け止めは、眉間やおでこまでしっかり塗ってください。眉毛があるので塗りにくい場所ですが、意外と塗り忘れやすいところです(日焼け止めの量、足りてますか? も参考に)。

3. 保湿

乾燥すると、浅いシワが目立ちやすくなります。洗顔後の化粧水は、眉間やおでこにも。

4. 「シワを改善する」医薬部外品

レチノールやナイアシンアミドなど、医薬部外品として「シワを改善する」効能が認められた成分を配合した商品もあります(レチノールとは?初心者が始める前に知っておきたいこと、ナイアシンアミドとは?医薬部外品と化粧品で何が違うのか で書いています)。

ただし、表情じわは筋肉の動きでできるシワなので、塗るものだけで「寄せても線が入らない」状態にするのは難しいと考えた方がいいと思います。

医療でできること:ボツリヌス注射

すでに深く刻まれた眉間のシワをはっきり目立たなくしたい場合は、医療の領域になります。

代表的なのが、ボツリヌス毒素の注射(いわゆる「ボトックス」)です。眉を寄せる筋肉の動きを弱めることで、表情じわを目立ちにくくするという方法です。皮膚科医の解説でも、眉間のシワや目まわりの小ジワには、ボトックス注射で早めの改善が見込めるとされています。

日本では、65歳未満の成人の「眉間又は目尻の表情皺」を効能・効果とする、A型ボツリヌス毒素の薬が承認されています。承認条件として、講習を受けて十分な知識と経験のある医師だけが使えるようにすることなども定められています。

ただし、

  • 自費診療で、費用がかかる
  • 効果は永続しないので、続けるなら定期的な注射が必要
  • 副作用のリスクもある

という点は知っておいてください。受けるなら、説明をしっかり聞いて、納得してからです。

面倒くさがりな男性なら、最低限これだけ

【最低限】

  • 日焼け止めを、眉間とおでこまで塗る
  • 眉間に力が入っていると気づいたら、口角を上げる

【もう少しやるなら】

  • スマホやパソコンの文字を大きくする
  • まぶしい日はサングラス

【さらにやるなら】

  • 「シワを改善する」医薬部外品を試す(低刺激なものから)
  • 深いシワが気になるなら、皮膚科・美容皮膚科で相談

まとめ

  • 眉間のシワは、皺眉筋の動きでできる表情じわが始まり
  • 紫外線・乾燥・年齢で肌のハリが落ちると、表情を戻しても線が残る
  • 資生堂の研究では、笑顔の筋肉を動かすと眉間の緊張が抑えられることが報告されている(効果は一時的)
  • セルフケアは、眉間に力を入れる場面を減らす、日焼け止め、保湿
  • 深いシワは、ボツリヌス注射など医療の領域

眉間のシワは、年齢より先に「機嫌」を語ってしまうシワです。「怒ってます?」と聞かれたら、それは眉間からのサインかもしれません。まずは今日、スマホの文字サイズを1段階大きくしてみてください。

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参考資料


本記事は一般的な情報の紹介を目的としており、特定の商品や施術の効果を保証・断定するものではありません。美容医療を検討する場合は、医療機関で十分な説明を受けたうえでご判断ください。見えにくさが続く場合は、眼科などの医療機関にご相談ください。

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