老け見え対策というと、何かを買う話になりがちです。
日焼け止め、化粧水、乳液、美容液、サプリ。検索すれば「おすすめ◯選」が山ほど出てきて、全部そろえたら結構な金額になります。しかも、そろえたところで続くかどうかは別の話です。
でも、このブログで記事を書いてきて、一つ気づいたことがあります。
効果が大きい対策ほど、意外とお金がかからない。
むしろ「やめる」だけで済むものが多い。熱いお湯をやめる。ゴシゴシこするのをやめる。たばこをやめる。
この記事では、このブログでこれまで書いてきた内容から、何も買わなくてもできることだけを集めました。頑張りたくない男性が、今日から、0円で始められることのリストです。
結論を先に
- 老け見え対策は、足し算より引き算の方が効くことが多い
- 何も買わずにできることは、大きく「やめる」「置き場所を変える」「見る」「寝る」の4つ
- いちばん効果が大きいのは、洗いすぎをやめることと紫外線を避けること
- 何かを買うのは、この記事のことを全部やってからでも遅くない
1. やめる:いちばん効く0円の対策
熱いお湯で顔を洗うのをやめる
このブログで何度も書いてきたことです。熱いお湯は、肌のうるおいまで流してしまいやすい。冬に顔が粉を吹く、テカるのに乾く、フケが出る。こうした悩みの多くに、熱いお湯が関わっています。
顔も頭も、ぬるま湯にする。これだけです。
ゴシゴシこするのをやめる
洗顔でこする、タオルでこする、化粧水を強く叩き込む。摩擦は、乾燥、くすみ、毛穴の目立ちにつながるとされています。
洗うときは泡で包む。拭くときはタオルを押し当てる。それだけで、毎日の肌への負担がかなり減ります。
洗いすぎるのをやめる
テカるからと1日に何度も洗顔料で洗う。フケが出るからとシャンプーを1日2回する。どちらも、かえって乾燥を進めてしまうことがあります。洗顔料もシャンプーも、1日1〜2回までで十分です。
触るのをやめる
- 毛穴を押し出さない:炎症や、毛穴が広がって見える原因に
- 粉吹きをこすり落とさない:乾燥のサインであって、汚れではない
- 唇をなめない、皮をむかない:なめるほど乾く
- 白髪を抜かない:抜いてもまた白髪が生える。気になるなら根元から切る
どれも、つい手が出てしまうものばかりです。手を止めるだけで、0円です。
たばこをやめる
厚生労働省の資料では、たばこは皮膚の血行を悪くし、肌を荒らし、シワを増やすとされています。スモーカーズフェイスと呼ばれるものです。簡単ではありませんが、見た目への影響という点では、いちばん大きな「引き算」かもしれません。
2. 紫外線を避ける:塗らなくてもできる
紫外線は、肌の老化の大きな原因の一つとされています。環境省の資料では、紫外線による肌の老化(光老化)は防ぐことができるとされています。
日焼け止めを買わなくても、できることはあります。
- 日陰を歩く:同じ道でも、日の当たらない側を選ぶ
- 日差しの強い時間帯を避ける:紫外線は1日のうち、お昼前後に多くなる
- 家にある帽子をかぶる:顔や頭皮への日差しを減らせる
- 車の運転中は、腕や顔の右側に気をつける:横の窓からは紫外線が入ってくることがある
そして、すでに日焼け止めを持っている人は、いつもの量を倍にしてみる。量が足りていないと、表示どおりの力を発揮しにくいとされています。新しく買うより、今の1本を正しい量で使う方が先です。
3. 置き場所を変える:意志に頼らない
続かないのは、意志が弱いからではありません。動線の上にないからです。
私が日焼け止めを毎日塗れるようになったのも、やる気を出したからではなく、化粧水の隣に置いたからでした。何も買わずに、置き場所を変えただけです。
- 日焼け止めを、化粧水の隣に置く
- 化粧水を、脱衣所のバスタオルの隣に置く:風呂上がりの保湿は、遅くとも10分以内が目安とされています
- リップクリームを、日焼け止めの隣に置く
- ハンドクリームを、手を洗う場所に置く
すでに持っているものを、使う場所に移すだけです。
4. 部屋の空気を変える
冬の乾燥対策も、加湿器を買わずにできることがあります。
- 洗濯物を部屋干しにする
- 寝る前に、濡れたバスタオルを寝室に干す
- お風呂上がりに、浴室のドアを開けておく
暖房の効いた部屋は、思った以上に乾燥しています。湿度の目安は、40%を下回らないこと。肌だけでなく、喉にもやさしい環境です。
5. 見る:自分では見えない場所を
清潔感は、自分では見えない場所で判断されていることが多いものです。
- 横顔と頭頂部を、スマホで撮って見る
- ひげを剃ったら、あごを上げて剃り残しを確認する
- 明るい場所で、目元と鼻の穴をチェックする
鏡で正面から見ているだけでは、気づかないことがたくさんあります。たぶん、少しショックを受けます。でも、周りの人は毎日それを見ています。
6. 寝る:いちばん楽な対策
一晩寝ないと、まぶたが下がる、くまが目立つ、肌が青白く見える、口角が下がる。研究では、そうした変化が他人から判定されています。
厚生労働省の睡眠ガイドでは、大人は6時間以上が目安とされています。
寝ることは、寝るだけです。何も買わない、何も塗らない、何も我慢しない。頑張りたくない男性にとって、これ以上楽な対策はありません。
7. 食べ方を少し変える
「これを食べれば若返る」という食べ物は、ほぼありません。でも、栄養が足りなければ、肌にもよくないのは確かです。
- 一食を、主食と主菜だけで終わらせない:副菜を一品足す
- 魚を食べる日を作る:日焼け止めで減りやすいビタミンDの補給にもなる
新しい食品を買い足すのではなく、いつもの食事の組み合わせを少し変えるだけです。
買うのは、そのあとでいい
ここまで読んで、「これなら全部できる」と思った人もいれば、「意外と多いな」と思った人もいるかもしれません。全部やる必要はありません。気になったものから、一つずつで十分です。
そして、これを全部やったうえで、まだ気になることがあれば、そのときに何かを買えばいい。日焼け止め、化粧水、乳液。このブログでも、そういう話はたくさん書いています。
順番は、引いてから、足す。
このブログのタイトルは「老けたくないけど頑張りたくない」です。頑張らずにできることから始めて、それでも足りなければ、少しだけ足す。それくらいの距離感で、老け見えと付き合っていけばいいと思います。
面倒くさがりな男性なら、最低限これだけ
【最低限】
- 熱いお湯をやめて、ぬるま湯にする
- 顔をこすらない
【もう少しやるなら】
- 持っているスキンケアを、使う場所に移す
- 横顔と頭頂部をスマホで見る
- 6時間以上寝る
【さらにやるなら】
- たばこをやめる
- 部屋の湿度を上げる工夫をする
- 副菜を一品足す
まとめ
- 老け見え対策は、足し算より引き算が効くことが多い
- やめる:熱いお湯、ゴシゴシ、洗いすぎ、触る、たばこ
- 避ける:日陰、時間帯、帽子
- 置き場所を変える:日焼け止めは化粧水の隣、化粧水は脱衣所
- 見る・寝る・食べ方:横顔と頭頂部、6時間以上、副菜を一品
- 買うのは、引いてから
次に読む記事
- 「洗いすぎってどういうこと?」 → 男の洗顔、やりすぎていない?朝は洗顔料なしでもいい?
- 「塗らずにできる紫外線対策は?」 → 日焼け止め以外の紫外線対策
- 「日焼け止めが続かない」 → 日焼け止めが続かない?数日でやめた私が毎日塗れるようになった理由
- 「清潔感って何で決まる?」 → 男の「清潔感がない」は老け見えにつながる?見られているのは服より肌と髪
- 「睡眠も関係ある?」 → 睡眠不足だと本当に老けて見える?「寝不足顔」を調べた研究の話
- 「たばことお酒は?」 → たばこ・お酒は老け見えに影響する?やめた人・飲む人の話
参考資料
- 環境省「紫外線環境保健マニュアル2020」
- 厚生労働省「タバコをやめませんか」
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」(文京区のページより)
- 農林水産省「栄養バランスに配慮した食生活にはどんないいことがあるの?」
本記事は一般的な情報の紹介を目的としており、特定の方法の効果を保証・断定するものではありません。肌や体調の異常が続く場合は、医療機関にご相談ください。


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